学校生活ブログ

始まりました ! 令和6年度 新学期 !

2024.04.09学校生活ブログ

4月8日(月)、令和6年度の第1学期が始まりました。本日は退任式・離任者紹介・新任式、そして、始業式が行われました。

<新木先生より>

新しいクラス、新しい現場、新しい担任の先生だったりと、 様々な新しいことがある季節となりました。始業式もそうですが、 この春休みの明けたこの瞬間に、切り替えることができるかどうかがとても大事です。みなさんの1年間をスタートさせる、大切な時と言っても過言ではないありません。 今日、この時間、心構えをしっかりつくり、気持ちの切り替えをぜひ頑張ってください。

退任式

事務職員としてお世話になった 進 みさきさん が、この3月をもって退任されることとなりました。また、退任後は本校図書館で勤務されることとなり、新たな立場で常磐高校に携わることになりました。

<進 みさき さんより>


4月から図書室に専任で務めさせていただくことになりました。みなさんの人生において、高校生活は一番大事な時期だと思っております。みなさんの尊い未来のために、お手伝いさせていただきたいと思います。またよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


進 みさき さんは、今年度から図書室の職員として常駐していただきます。これからもよろしくお願いいたします。

離任者紹介

退任式の後、離任者の紹介が行われました。都合により本日は欠席され、ご紹介のみとなりました。


<離任される先生方>

藤田 信先生(理科(生物))

辛島 琴音先生(理科(物理))

河本 雄太先生(英語科)

進 みさきさん(事務職員)

どの先生方からも、「みなさんの活躍と常磐高校の発展をお祈りし、みなさんを応援しています!」とのメッセージをいただいております。


新任式


<新しく着任された先生方>

上甲 泰代先生(英語)

瀧口 滉士郎先生(理科)

林 一成先生(理科)

村田 希巳子先生(英語)


<新任者代表:上甲 泰代先生より>


私は昨年度まで授業だけを担当していましたが、今年度からは授業以外の長い時間、皆さんと関わらせていただくこととなりました。新任の先生方と一緒にフレッシュな気持ちで 頑張りますので、皆さんも一緒に頑張りましょう。どうぞよろしくお願いいたします。


上甲 泰代先生は昨年度まで、「英語の授業」でご尽力いただきました。今年度は授業のみならず、学校行事、普段の学校生活の面でもご尽力いただくこととなります。また、3名の先生方も、今年度からみなさんと一緒に常磐高校で活動していただくことになります。どうぞよろしくお願いいたします。

始業式

続いて始業式です。令和6年度の1学期の始まりに際し、中島校長先生より式辞をいただきました。

<以下、式辞内容>


 23日間の春休みが終わりました。みなさんどうでしたか?いつもよりも長めの春休みではなかったかと思っています。今、みなさんが元気な顔で、大きな事故等もなく登校できていることを大変嬉しく思っています。

 春休みを中心にさまざまな部活動の大会が行われました。どの部活動も非常に優秀な成績を残しておりますので紹介します。野球部、 春季大会において4回戦まで進みました。惜しくも4回戦、延長戦で破れましたが、着実に力をつけてきています。ダンス部終業式の時に表彰しましたが、九州大会(1年生のみ)で優勝しました。ダンス部は多くの地域から出演の依頼も来ています。地域への貢献も大変素晴らしいと思っています。そしてサッカー部、3月29日から始まったサッカーフェスティバルで4連勝をしています。また、昨日の試合においても10対0で勝利したと聞いています。サッカー部も着実にチームが安定して力をつけていると思っています。
文化部は「県知事表彰」をいただいています。書道部・美術部が福岡県展に多くの作品を出品し、高い評価を得ているという知らせも聞きました。

 情報コースの生徒、昨年に続いてホワイトハッカーコンテストに出ました。今年はなんと昨年の2倍の点数を獲得したそうです。そして、情報コースの多くの生徒が検定試験に合格し、素晴らしい実績を残しています。これが最近の状況です。
運動部、文化部、あるいは各コースは実績を残せるように、これからも努力と精進を重ねていただきたいと思っています。

 今日は令和6年度、新年度のスタートです。3月15日の終業式で、君たちにいくつか話をしました。その中に、春は「出会いと別れの季節」という話をしました。数名の先生方が離任されましたが、新たに新しい先生方が来られました。是非、人との出会いを大切にしてもらいたいです。

 元旦というのは年の始まりの1月1日ですが、学校の元旦は4月1日です。実務的な学校の元旦は、この始業式です。みなさんは今年にかける抱負と決意、目標と計画をもってこの始業式に臨んでいると思います。

 高校時代というのは「疾風怒濤(しっぷうどとう)の時代」と言われます。それだけ変化が激しいと言われています。言い換えれば、成長ができるということです。この高校時代をどのように過ごすか、今後の人生に大きく関わってきます。時間を大切にして、高校生活を過ごしてください。時間を大切にしながら過ごすうえで、一つ、本校の卒業生の話を紹介します。ある生徒が最後の最後に栄冠を勝ち取りました。この生徒は、大学進学を当初から考えており、1回目の受験となる推薦入試では不合格。気持ちを切り替えて、2回目の受験となる前期試験に臨みました。しかし、残念ながらこの前期試験でも不合格。考えれば、二度の不合格を味わうと誰しも心が折れます。しかし、その生徒は自分自身を奮い立たせ、3回目の受験となる後期試験まで頑張りました。後期試験は、定員数が少なく、一般的には合格が難しいといわれています。 「何がなんでも自分の志望する大学に行きたい!」という気持ちで頑張りました。その生徒は自宅学習期間も毎日学校に来て勉強していました。コツコツと 堅実な努力を積み重ねました。そしてその成果が実り、見事後期試験で合格を勝ち取ることができました。よく努力したと思います。時間の使い方について、いかに自分に与えられた時間を有効活用するかがとても大切です。

 また、精神科医で作家である神谷美恵子さんという人がいらっしゃいます。その方の本に『こころの旅』という本があります。その中に「目の前の仕事に励んでいる人々を決して見捨てることはしない」という一節があります。目の前の仕事とは何か。生徒のみなさんにとって、それは「学ぶこと」です。我々は人として生きようとする限り、学び続ければなりません。したがって、今の神谷さんの言葉を しっかり胸に秘め、噛み締めてください。努力をしたからすぐに結果が出るというわけではありません。場合によっては時間がかかると思います。しかし、決して諦めず継続する、努力を続ける、このことが大事です。

 次に、本校の卒業生で篠崎史紀さんという方がいます。通称「マロ」といわれています。先日のNHKの夕方の番組で出られていましたが、篠崎さんは本校の第47期の卒業生です。世界的にも有名な方です。この方が実は絵本を出されました。本校にもその本を取り寄せて図書館に置いています。是非、図書館へ足を運び、ご覧になってください。

 3月27、28日の二日間、PX2の研修会をおこないました。今年は生徒会役員の生徒全員と、先生方全員で受講しました。自分の人生や今後の生きていく方針になるような話を聞くことができました。

 明日は入学式です。みなさんの後輩が入ってきます。みなさんが入学式を迎える、1年前、2年前を思い出してみてください。ワクワクする気持ちや不安な気持ちがあったと思います。今年度の新入生も同じです。是非、新入生を温かく迎えてください。そして、みなさんは先輩として、新入生を部活動と学校生活の両面で正しく導いてもらいたいです。

 以上を第1学期の始業式の式辞とさせていただきます。


新運営委員、2・3学年担任、副担任紹介

続いて、新クラス担任の紹介や運営委員の先生方の紹介が行われました。

終わりに

最後に各部長の先生方から生徒に向けて、注意事項(諸連絡)を話していただきました。

人権教育推進委員長(今橋先生)より

人権推進委員長として、今年はいじめは0でお願いします。みなさん自身、顔と顔を見合わすコミュニケーション(face to face)を心がけましょう。言葉と言葉で伝えるコミュニケーションもあります。心が通うコミュニケーションをお願いします。ただ、これは簡単ではないかもしれませんが、友人を助け、助けられの関係をみなさんに構築していって欲しいです。人権の特設授業もありますので、そこで詳しく話したいと思います。とにかくいじめは0です。よろしくお願いします。

教務部(永田先生)より

まず1つ目、授業を大事にしてください。ずいぶん落ち着いた環境で授業がおこなえるようになっています。 授業はみなさんが受けるだけではなく、みなさんの方から積極的に授業に参加して欲しいです。 これができるようになってくると、授業の内容等も変わってきますし、理解力も深まってくると思います。しっかりと、授業に積極的に参加をしてください。

2つ目はシラバスのことです。今年はできるだけ早いうちに皆さんにシラバスを配布して、それぞれの定期考査に向けてどういう勉強をしていったらいいのか、その参考にしてください。最終的にシラバスを見れば、おおよその1年間の流れがわかると思いますので、是非活用してください。
3点目は出席のことです。体調管理をしっかりし、安易に学校を休まむことなく登校してください。
以上の3点をみなさんにお願いします。

生徒指導部(渡邊先生)より

大事なことを2つ。

1つ目、 人のことを思いやって、人の気持ちになって考えられる、そんな人になってください。
2つ目、そのためには自分を大事にしてください。 昨年度、みなさんと関わっていく中で、 自分をもっと大事にできるかなと思う機会が多々ありました。まず、自分を大事にし、そしてその半分でいいので他人を大事にしてください。その上で、自分で自分を助けてください。詳しい内容は各オリエンテーションの時にお話します。よろしくお願いします。

進路指導部(猪本先生)より

多くの先生方からいろんな話をされてますが、キーワードは「スタート」です。
みなさん、進路実現に向けてスタートが切れるように準備をしてください。

他校の先生と話をする機会があります。共通して、「待つことができない」「我慢できない」という生徒が多くなっているとよく聞きます。先ほど、校長先生の話をもう一度思い出してみてください。最後まで粘り強く、諦めることなく最後まで頑張りましょう。

広報部(林田先生)より
 「広報」というのは、「広く知らせる、広く伝える」という意味があり、ホームページ等でみなさんの活動を広く発信していくのが広報の役割です。その広報の中に「研修」というのがあります。今日はみなさんに2つの研修のお知らせをします。

 1つ目は、夏休みにある5つの研修の案内です。この後、HRで研修案内のプリントを配布します。詳しく決定していないものもありますが、案内が届きしだいみなさんにそれぞれ案内していきます。検討してみてください。

 もう1つは、該当する生徒のみなさんに限られますが、毎週水曜日におこなわれる「コーチング・リーダーシップ」の研修です。これは先日おこなわれたPX2の研修に引き続き、生徒会役員の全員に受けていただくものです。また、毎週金曜日におこなわれる「同時通訳を主とした英語」の研修です。これは特進のみなさんに受けてもらうことになります。

さまざまな研修がこれからおこなわれます。みなさんも是非参加してみてください。よろしくお願いいたします。


いよいよ、令和6年度が始まりました。明日は入学式も行われます。みなさんにとって令和6年度が実りある素晴らしい年になるように願っています。

今年度もよろしくお願いします !