学校生活ブログ

節目の時 ! 2学期「終業式」

2023.12.16学校生活ブログ

本日(12月15日(金))、2学期の節目となる、表彰式と終業式が実施されました。

本日行われた終業式では、数年ぶりに全校生徒で校歌を斉唱しました。

表彰式

表彰された生徒は以下の通りです。


【剣道部】

〇第61回 北九州市民スポーツ大会 剣道競技

高校1年男子の部 第3位 1C 木戸 皓太(曽根中学出身)

高校1年女子の部 準優勝 1D 山田 花奈(曽根中学出身)

高校1年女子の部 第3位 1C 坂本 一路(育徳館中学出身)

高校1年女子の部 第3位 1E 佐々木 優奈(小倉日新館中学出身)

〇福岡県高等学校剣道新人大会 北部・筑豊ブロック予選会

(詳細はこちら 剣道部女子 団体初優勝 ! 男子も県大会出場 !

女子団体優勝

1C 大浦 さと(育徳館中学出身)

1C 坂本 一路(育徳館中学出身)

1D 山田 花奈(曽根中学出身)

1E 﨑田 栞名(湯川中学出身)

1E 佐々木 優奈(小倉日新館中学出身)

【税に関する高校生の作文】

(詳細はこちら 「税の作文」表彰されました !

入選 2A 糸瀬 榎星(苅田中学出身)


表彰を受けた生徒のみなさん、おめでとうございました!!

2学期「終業式」

長い2学期の終業式です。本日は近年「コロナウイルス」の影響で自粛していた「校歌斉唱」を数年ぶりに実施することができました。

始業式に臨むにあたり、今回の進行を担当される 木下康平 先生(地歴・公民科)よりお話がありました。

「みなさんは、『棚からぼた餅』ということわざを聞いたことがあると思います。思いがけない好機がくることを意味しますが、ただ単にボーッとしていても、“棚からぼた餅”が落ちてくることはありません。“棚の下にいる”ということが大事になります。チャンスがいつ来るかは分かりません。“その時”のチャンスを逃さないためにも、日頃からの言動が大切ではないでしょうか。みなさん、よく考えてみてください。」

なるほど!と、思うお話でした。「果報は寝て待て」ということわざも同様ですね。何もしないで“果報を待つ”なんて厚かましい話。

木下先生のお話で、終業式への気持ちの切り替えができたように思います。ありがとうございました。

校長式辞

冬期休業を前に、中島校長先生より以下のような式辞をいただきました。

(以下、式辞内容)


2学期を振り返ると様々な学校行事が実施されました。その1つとして、体育大会を通して、常磐高校生の生徒達の大きな「団結力」、「エネルギー」、「若い力」をひしひしと、実感することができました。また、夏季に実施された様々な研修報告、教職員講話も素晴らしかったです。是非、これらの報告や講話を謙虚に受け止め、人生の糧にして欲しいです。

11月30日からおこなわれた、本校独自の伝統的な行事の一つでもある「第40回藝術展」。今年度は昨年度の約2倍となる500名を超える来場者がお見えになりました。この藝術展が本当の伝統行事であることの証です。当日のダンス部、吹奏楽部、軽音楽部のパフォーマンスも素晴らしかったです。

先日のPTAの方々の授業視察・食堂試食の折、PTAの方々から生徒会の活躍を評価していただきました。「オープンスクール」を生徒会を中心に全て生徒が運営する学校は他にはないとの評価を受け、学校評価が良くなったと思います。

2学期の部活動の活躍として、ダンス部、吹奏楽部、軽音楽部をはじめとし、各部活動が、地域の行事に参加し、地域との懸け橋となってくれました。また、バスケ部、サッカー部、剣道部が県大会出場を勝ち取り、健闘をしてくれています。

最後に、日本で有名な脚本家・作家の中で、今年お亡くなりなった方がいらっしゃいます。山田太一さん(脚本家)、伊集院静さん(作家)です。伊集院静さん(作家)は山口県の出身で、ベストセラーにもなった「大人の流儀」という本が代表作でもあります。この本には、大人としてどう生きていくかがまとめられています。その中に「孤を学びなさい、孤はしてはいけない」という名言があります。人に流されたり、群れたりせず、自分の考えで生きていくこと、「一人でいる強かさ」(読み:強かさ=したたかさ)が大切です。また、本を読む際、本の冒頭を読んで面白くない、正しくないからといって、途中で読むのをやめるのは作者に失礼な話。そうではなく、その本から何を学ぶのかに焦点を当てて読んでいただきたい。そうすることで、人や本が伝えたい本質的なことに気づくことができるはずです。

みなさん、「困難に立ち向かわねばならないとき」「人に優しくありたいとき」「自分が嫌になったとき」「大切な人を喪ったとき(読み:喪う=うしなう)」「とてつもなく悲しいとき」、このようなときに大人ならばどう考え、どう振る舞うべきか。この『大人の流儀』に書いてあります。子どもと大人の違いは何か、人として成長するとはどういうことか、よく考えていただきたい。

同じ本を読むとき、1回目、2回目・・・と読む度に感じ方が違うものです。それは、その時の環境の違いや年齢、心の状態が違うからであり、その時々に「新しい気づき」や「新たな発見」があるのです。読書の意義、楽しさはここにあるのです。みなさん、図書館を積極的に利用してください。知識を蓄えたり、生き方の基本を学んだりして、自分の糧となるよう利用しましょう。

では、冬期休業中に事故や怪我などなく、1月9日(火)3学期始業式に元気な姿でお会いしましょう。


校歌斉唱

はじめての校歌斉唱でしたが、よく声も出ていて素晴らしかったです。

野球部のみなさんは、早朝練習で校歌の練習をしていたと聞いています。これからも楽しみにしています !

諸連絡

終業式の後、教務部長・進路指導部長・生徒指導部長・人権教育推進委員長より冬期休業期間を過ごす上での注意及び、3学期に向けての説明がありました。

教務(永田先生)より

1 追試対象者は、成績回復のためにしっかり頑張ってください。3学期では挽回できません。

2 図書館を積極的に利用してください。

3 冬休み中に「シラバス」を活用してください。①2学期を振り返り、できたところ・できなかったところの復習。②3学期でおこなわれる内容の予習

進路(猪本先生)より

みなさんも知っている大谷翔平選手。バランスのとれた食事(特に栄養面)と睡眠に気を配っている。

受験生も同じではないでしょうか。

みなさんの行動、1日・1週間・1ヶ月・1年・・・と頑張っている生徒とそうではない生徒。その差が出てきています。10年先、20年先の自分をイメージしてみてください。

一緒に頑張りましょう !

生徒指導(渡邊先生)より

いろいろな問題行動がありますが、そのほとんどが「自分さえ良ければ良い」という考え方から派生しています。よく考えていただきたい。みなさんは高校生です。特に3年生は選挙権をもつ年齢です。「大人としての振る舞い」を是非お願いします。

人権推進(今橋先生)より

みなさんは、たくさんの情報を常に入手し続けていると思います。ただ、「自分の都合の良いもの」「自分に賛同してくれるもの」・・・。また逆に、気に入らないものを排除したり、遠ざけたり・・・。これらは「情報的孤立」を招くことになります。さまざなま意見、思想、価値観などを受け入れていくことが大事。実はこれ、「人権」に大きく関係してくることなのです。さまざまな考え方や価値観をもった仲間も大事して欲しいと思います。

みなさん、充実した冬期休業期間を過ごしてください!

元気な姿で、3学期始業式(1月9日(火))にお目にかかりましょう !